【介護離職】在宅介護する人向け!在宅ワークのアイデア

行動と対策

フルタイムで働きながらの在宅介護。公的な介護保険サービスがスムーズにハマってくれればなんとか仕事と介護を両立できるかもしれない。でも多くの介護者が介護離職をしている現状。介護離職していなくても、時短勤務に変更せざるをえなかったり有給休暇や介護休暇を使い切ってしまい給与が減らされてしまうなどフルタイムを継続できている人はそれほど多くない。

私はたまたま仕事と介護が両立できる環境にあるけれど、これは本当に運が良い状況であって基本的には「仕事か介護か」という選択を迫られる人の方が多いはず。

そこで私がやっている仕事(ほとんど全てが在宅でできる仕事)をまとめておくことでいずれ私を介護してくれる誰かや現在介護に奮闘している皆さんのために少しでもお役に立てるのではないかと思い、書き残すことにしました。

YUKA
YUKA

*あくまで個人的にやっていること・調べたことを書いています。
在宅介護ではありますが、父がメイン介護者、他のきょうだいが父母と同居、私は別で家族を持っているので週に1回〜2回の通い介護をしている状況です。「そんなの恵まれてるからできるんだ」と思われるかもしれませんが、いつ私がメイン介護者になってもいいように準備してきたことです。1つの参考・アイデア・ヒントとしてお読みいただけるとうれしいです。

長いので目次から興味のあるところをクリックして読んでみてください。

私が現在やっている仕事リスト

  • とある会社の動画制作チームにて動画制作&ディレクション(本業)
  • 動画制作全般とSNS運営など(フリーランス)
  • アドバイザー(副業)
  • 何でも屋…特技・スキルを売る(副業)

こうやって書き出してみると我ながら何屋なんだ?と思ってしまうけど、仕事をいくつか分けて持っておくことでどこかの仕事がなくなっても大丈夫なようにリスク回避しているのだ。

これは母が認知症になるずっと前に、安定した会社員を辞めフリーランスになった時の経験から。
急に仕事がなくなることなんてザラだったので、それならいろんなところに在籍しておこうと思ってあちこち調べまくって登録しまくった結果がこれ。(その辺の話はまた別の機会に)

本業については一旦置いておいて、それ以外のより再現性がありそうなものをひとつずつ簡単に紹介していきます。(それぞれの詳細についてはそれぞれ別の記事にしていこうかと思案中です)

【アイデア①】アドバイザー(スポットコンサル)

・仕事内容:自分の知見を活かして情報やヒントが欲しい人にアドバイスするお仕事。
・仕事時間:1件あたり約1時間程度
・報酬:0円〜3万円(私の場合)

今までやってきたお仕事や今やっているお仕事の知識が役にたつお仕事です。
私は以前とある会社で営業職をしていました。そこで得た知識や習慣などを依頼者からの質問に沿ってお答えすることでその依頼者さんがやろうとしていることへの疑問解決や戦略のお手伝いをしています。

仕事内容

マッチング会社から案件の打診→事前アンケート→正式オファーが来る→クライアントさんと話す

現役でお勤めでも、退職していてもどちらでもまずはマッチング会社に登録します。自分の知見を探しているクライアントさんがマッチングすればマッチング会社から案件についての事前アンケートが届きます。アンケートに答えてクライアントさんの希望にあえばお仕事依頼が来ます。

お仕事方法は対面・電話・ZOOMなどのビデオ通話があります。クライアントさんから指定される場合が多いですが、自分で選択できる場合もあります。

あとはクライアントさんからの質問や疑問に自分が持っている知見でお答えするだけ。

仕事時間

1件につき1時間くらいが基本です。10分程度延長することもありますが基本的には1時間程度の案件が多いです。もっと短いものもあります。

最近は電話やZOOMなどのビデオ通話での案件が多いので予定時刻の数分前に準備して予定通りの時間で終わればほぼ1時間でお仕事は完了します。
対面の場合は指定された場所(基本はクライアントさんの会社が多いです。カフェだったりすることもあります)に向かうまでの往復移動時間(交通費は報酬に含まれています)やその準備時間がかかります。場所にもよりますが2時間以上はかかってしまうことも。

報酬

報酬については自分で事前に設定することが可能です。1時間あたりでの金額を設定します。
クライアントさんが指定する場合も多いのですが1時間あたり1万円以上の案件が多いようです。

案件の頻度はマッチング会社にもよりますが、オファーを待つタイプの会社や自分でオファーに手をあげるタイプの会社、その両方できる会社があります。
オファーを待つタイプだと(カテゴリやアドバイザーの経験にもよりますが)年に数回程度。
手をあげるタイプは積極的に案件に応募してうまくマッチングすれば月に数回のお仕事ができると思います。

1件につき最低でも1万円程度なので、アドバイザーを収入の1つの柱として考えるのであればオファーを待ちつつ積極的にオファーに手をあげていくスタイルがおすすめです。

おすすめのサービス

①ビザスク

ビザスクはオファーを待つ&オファーに手をあげるの両方ができます。
案件がたくさんあるので自分の知見にあう案件があれば積極的に手をあげていけばある程度の収入に結びつくかもしれません。

②GLG

GLGは海外のスポットコンサル会社ですが日本語対応されています。
こちらはオファーを待つタイプです。
*報酬は基本アメリカドル払いになります。日本の銀行にも送金できますが為替レートの問題と銀行間送金の手数料が結構引かれるので、アマゾンギフト券などにしてもらう方法を利用しています。

*このほかにもたくさんあるので「スポットコンサル」等のキーワードで検索してみてください

実際にやってみた感想

私の場合は2つのマッチング会社に登録して基本的にはオファーを待つスタイルでお仕事しています。
案件がたくさん来るときは月に5万円〜10万円になりますが、オファーがまったくこない月もあるので0円ということも多々あります。案件が来たらラッキー程度に考えています。

それでも電話やZOOMで自分の知見を話すだけで1万円以上いただけるというのは在宅介護をしている私にとってはとてもありがたいお仕事です。小さなお子さんを育てている方にも良いかもしれません。定年退職などで業界を引退された方も多いそうです。

最初は「私なんかの知見が役にたつんだろうか?」という気持ちで始めましたが、私の持っているいわゆる【その業界では一般的な】知見でもこれからその業界に入ろうとしている人にとっては知らないことが多いのでとても貴重な情報になるようです。その業界に知り合いがいればなんでも聞くことができますがなかなかそうはいかないですものね。

なので「自分の経験なんてたいした情報もないし…」と思わず登録だけでもしてみるとオファーが来るかもしれません。

もちろん自分が勤めてきたところへの恩義もあるし、当然守秘義務もあるので公開してはいけない情報はきちんと線引きをしています。
クライアントさんが知りたい情報がその公開したらいけない範囲にあったとしても話さないというルールはマッチング会社からもしっかりと注意喚起されているのでクライアントさんにも正直に伝えます。

その他にしていることは、私はだいぶ前に業界を引退しているのでその当時の記憶を忘れないようにノートに書き出しておいたり、最近の情報を集めたりしてなるべくクライアントさんの相談や疑問にお答えできるようにしています。話している途中で思い出すことも多いのでインタビュー後にノートに追記したりしています。

【アイデア②】何でも屋(特技・スキルを売る)

・仕事内容:自分のスキルを活かしてお仕事をする
・仕事時間:案件による
・報酬:0円〜30万円程度(私の場合)

「なんでも屋」と書くとちょっとわかりづらいかもしれませんが、どんなことでも良いので自分ができるお仕事を引き受けるので「なんでも屋」としました。

仕事内容

お仕事依頼サイトで案件を探す→提案する→正式オファーが来る仕事をする

たとえば文章を書くのが上手い、動画編集ができる、調べ物なら得意、エクセルで簡単な事務作業ができるなど自分が持っているスキルでお仕事をすることができます。

お仕事依頼がたくさん記載されているサイトに登録して、自分ができる仕事を探して「提案」をします。私はこんなことができます。こういう経験があります。などをお伝えしてクライアントさんから正式にオファーが来たらお仕事をします。
単発のものもあれば継続的な依頼のもの、時給で働けるもの、業務委託として働けるものなど色々な種類があります。

ほかにもものづくりが得意であれば自分で作った作品を売るというのも1つのお仕事になります。
なかなか在宅介護だとその時間も取りづらいかもしれませんが、ものづくりって没頭できる分、日々の介護のもやもやを忘れられたりするんですよね。何かを上手に作れる人がうらやましい。

仕事時間

案件にもよりますが、基本的には数時間〜数日程度だと思います。ちょっとしたお仕事なら1時間で完了するものもあるし、ライティングや動画編集などは数日かかる場合もあります。
業務委託契約になれば1日何時間と決まっている場合もありますが、基本的には納期に間に合えば自分の好きな時間に働くことが可能です。

報酬

基本的にはクライアントさんが提示する報酬でお仕事をしますが自分で報酬やお仕事内容を決めて提案するスタイルもあります。

最近は案件やこのような働き方をする人が増えてきたので単価が下がりつつありますが、1件数百円〜数万円・数十万円とピンキリな状況です。

手持ちのスキルにもよりますが案件に積極的にチャレンジしたり、自分ができるお仕事内容と報酬を提示したりしてうまいこと調整すればこのスタイルだけで生活するのも可能だと思います。(私はこのスタイルで生計を立てている人が何人か知り合いにいます。)

単発でも業務委託でも要するに「個人事業主」とか「フリーランス」という所属の人が多いです。
でもほとんど全ての仕事が在宅でできることは魅力的です。

おすすめのサービス

①ランサーズ

ランサーズは日本最大級のクラウドソーシングサービスです。
フリーランスや個人事業主界隈ではとても有名な会社です。
働きたい人は「ランサー」として自分のスキルなどを登録しお仕事を探します。
自分ができることをパッケージとして提示して依頼を待つこともできます。

②クラウドワークス

クラウドワークスは日本最大級のクラウドソーシングサービスです。(ランサーズと同じくらい?)
会員登録をしてスキルを登録、自分に合ったお仕事を探して提案、オファーが来るのを待つスタイルです。

③ママワークス

ママワークスはママ(主婦)をターゲットとした在宅・副業紹介サービスです。
ママさんでなくても登録はできます。(私もママさんではありませんが登録しています)
お子さんのいるママさん向けサービスなので、在宅ワーク中心・働く時間が選べる・未経験OKなど条件的に良いお仕事が揃っています。短時間でサクッとできる案件もありました。

ターゲットがママさんなのでそれ以外の人は登録しづらいイメージですが、
「ママワークスはママをメインターゲットとした求人サイトですが、未婚の方や男性の方もご利用いただけます。」とQ&Aに載っていたので登録だけでもしておくと良いかもしれません。

*このほかにも、ココナラやタイムチケット(自分のスキルや時間を売る)・ストアカやUdemy(なにか教えられる知識やスキルがある人)・ミンネやクリーマ(自分が作ったものを売る)など色々なサイトがありますので「スキルを売る」などのキーワードで検索してみてください

実際にやってみた感想

私の場合はランサーズをメインで利用しています。クラウドワークスは以前登録していました。ママワークスは登録のみしています。

動画制作とライターでフリーランスになりたての頃、ランサーズには本当にお世話になりました。今もちらほら案件をいただいています。最初の頃は直接オファーが来るものやオファーに手をあげるものだけだったのですが最近は自分のスキルを商品みたいにして提示するものや時給で働いたり、業務委託で働けるものなど色々な種類のお仕事があります。

初心者の頃は実績もなく、なかなかオファーはありませんでしたが、1つ1つ小さなお仕事をこなしていくうちに「認定ランサー」なるものになったりして案件が増えていきました。一番大きくて1件30万円くらいのお仕事をもらったこともあります(動画撮影&編集)。

初心者向けの単発で1件数百円という案件もあるので初心者の方はまず少しずつ実績を積んでいくのが良いかもしれません。

ライターになるために色々と外部でセミナーを受けたりしてライターとしてデビューしたのもランサーズでした。今はランサーズ内で勉強会やセミナーが行われているので新しいスキルを磨くこともできます。

ランサーズで動画制作のお仕事をしているうちにそのクライアントさんの1つから声をかけていただいたことで本業につながることになりました。現在はそのクライアントさんの社員としてフルリモート・フルフレックスでお仕事をすることができています。

【アイデア③】動画制作・動画編集

・仕事内容:動画を撮影したり編集するお仕事
・仕事時間:数時間〜数日
・報酬:3万円〜(私の場合)

動画を撮影したり、撮影した素材を編集したりするお仕事。
私は本業でもフリーランスでも動画制作をしています。

再現性が高いかと言われたら低いのかもしれないけれど…
実は私自身映像制作の学校に通ったこともないし(本当は通いたかったけど)、動画編集の手解きを受けたこともない。でもなんとか報酬をいただけるまでになれたのでパソコンが使える人ならある程度練習すれば実現できる可能性は高いと思います。

また、動画制作ではなく動画編集であれば昨今の動画ブームの影響でたくさんお仕事があります。YouTube動画やYouTubeショート動画などが多いので基本だけおさえてしまえば在宅ワークの要になるかもしれません。

仕事内容

お仕事依頼サイトで案件を探す→提案する→正式オファーが来る仕事をする

お仕事の流れについては他のお仕事とそう変わりはありません。
私が個人的にやっている動画制作のお仕事もランサーズ経由なことがほとんどです。
あとはクライアントさんからの口コミで紹介していただいたりという感じです。

報酬

動画制作の報酬もかなりピンキリです。
最近は動画制作者が増えてきたので単価も下がりつつありますが、他のお仕事に比べたら単価はまだまだ高い方だと思います。
YouTube動画の編集だと1本5000円程度〜、ショートは1本3000円程度〜が多いようです。

動画の編集は慣れれば時間短縮できますが、どうしても物理的に時間がかかってしまいます。特に初心者のうちは時給に換算するとびっくりするほど安価に感じるかもしれません。
でも慣れてくればいくらでもテンプレート化・ルーティン化できるので段々と収入も安定してきます。

動画制作(撮影や編集、YouTubeの管理など)を丸々受注できれば報酬は高くなります。私の場合は撮影・編集で最低3万円からの料金設定にしています。実はこれ、かなり格安です。

おすすめのサービス

こちらは前述したランサーズやクラウドワークス、ママワークスなどで動画編集のお仕事がたくさん紹介されていますのでそちらを利用してみてください。

ちなみに…動画制作に必要なもの

  • 撮影機材
  • 編集ソフト
  • 多少スペックの高いパソコン

撮影機材はピンキリですが、今はiPhoneのカメラでもかなりきれいに撮れるのでカメラを持っていないという人でも参入できる業界ですね(もちろん良いカメラを持っていた方がクライアントからの信頼感が高まります)。良いカメラを買うと何百万円もしますが、最近のカメラは高性能で安価になってきているので20〜30万円のカメラでも十分仕事はしていけると思います。


編集を専門にする人なら編集ソフトとパソコンだけでお仕事できます。
編集ソフトは無料で使えるものもたくさんあります。映画やテレビの編集をするわけではないので、YouTubeの動画など簡単なものであれば無料の編集ソフトで十分です。
パソコンについては映像を扱うため少しだけスペックが高いものが効率がいいです。
巷のYouTuberさんなんかの中にはMacBook Airあたりでやっている人もいるので、それほど高額なものでなくても大丈夫。メモリが8GB、できれば16GBあるとスムーズに編集&書き出しできます。

編集ソフト

Adobe Premiere Pro(アドビ プレミアプロ):有料(年額28776円)https://www.adobe.com/jp/products/premiere.html
私はこのソフトを使用しています。
映画やテレビのプロも使うようなソフトなので色々なことができますが、あまりに機能が多くて全部使いきれていません…しかもサブスク型なので結構なお値段になります。
フリーランスで動画制作している人は結構プレミアを使っていたり、クライアントさんから「プレミアで」という指定があったりする場合もあるので本格的にお仕事していく時には選択肢の1つに上がってくると思います。

FImora (フィモーラ):有料(年額6980円)
https://filmora.wondershare.jp/
無料体験版もありますがウォーターマーク(透かしロゴ)が入ってしまうので実際にお仕事するならサブスクの有料版を使うことになると思います。でもアドビよりはだいぶお手頃価格。
操作性もシンプルでわかりやすいので、「まずは簡単な動画編集でお仕事してみたい!」という人におすすめだと思います。(私もどんなもんかちょっと試してみているところです)

DaVinci Resolve(ダヴィンチリゾルヴ):無料&有料(買い切り42980円)
https://www.blackmagicdesign.com/jp/products/davinciresolve
プロも使っている高性能なソフトなのに無料版があるので私もダウンロードしてあります。さらに高機能な有料版も買い切り価格設定なのが嬉しいところ。
ただ、こちらもPremiereと同じくできることが多すぎて操作に慣れるまでには時間がかかるかも。

他にも色々とあると思いますが、動画編集をちょっとやってみたいという感じであればこの3つを押さえておけば大丈夫かと。操作方法は大体同じような感じっぽいのでどれか1つを使えれば他のものも慣れるまでそれほど時間はかからないと思います。

実際にやってみた感想

私は動画制作を本業・副業ともにメインでやっているので色々な流れを見てきましたが、動画のブームとともに案件は増えている印象です。1件あたりの単価は下がりつつありますが、まだまだ動画の需要は高まっていくと思うので動画制作・動画編集のスキルは持っておいて損はないと思います。

ただ、動画制作は時間がかかります。撮影して、編集して…
撮影はせず編集だけだとしても、なかなか在宅介護をしているとその時間を取ることは難しいかもしれません。
でもやっぱり単価がいいので在宅ワークとしておすすめのお仕事と言えるような気がします。

スキルの習得は簡単ではありませんが、最近の編集ソフトはとても使いやすいのですぐに慣れると思います。私の知識でよろしければ動画編集をお教えすることもできますので気になる方はぜひお声がけください。(最初のうちは私も試行錯誤しながらお教えすることになるので料金は頂かない予定です。あまりにオファーが増えてきたらちょっと考えますw。ちなみにお仕事の斡旋はしませんのでお仕事探しはご自身で行なっていただくことになります。案件抱えていたらお渡しできるかもしれませんが…)

アイデア④オンライン秘書

・仕事内容:書類作成、電話・メール対応、調査など
・仕事時間:数時間〜
・報酬:数千円〜

「秘書」と聞くと何だか難しそうな感じもしますが、秘書というよりはクライアントさんのちょっとした業務をサポートするお仕事です。

*知り合いから教えてもらったお仕事なので私は実際に経験がありません。今回は教えてもらった情報を共有します。

お仕事内容・報酬

エクセルが得意な人ならエクセルでちょっとした表を作るとか、ワードができる人なら簡単な書類作成とか、電話の対応や取次をするとか、事務職が得意な人なら経理のお手伝いをしたりといったイメージです。

個人事業主などで1人でお仕事されている方や、小規模な会社でちょっとしたお仕事を頼みたいけど人手が足りない方、パソコンが苦手でパソコンでの事務処理や書類作成などを誰かに頼みたい方などの需要があります。

もちろんほとんどが在宅でできるので在宅介護されている方でもできる案件はあります。最近は電話の取次も在宅でできるらしいです。基本的なビジネスマナーやお仕事をされてきた方ならできると思います。

報酬については実際経験したことがないので割愛します。時給だったり、月給だったりあるようです。

参考になるサービス

秘書部

オンライン秘書といえば「秘書部」です。
オンライン秘書になるための方法などを教えてくれますので気になる方はぜひチェックしてみてください。*2023年6月現在、秘書部の部員は限定募集になっているようです。

そのほかにもツイッター上などで検索するとオンライン秘書さんたちがたくさんいます。
オンライン秘書のお仕事はツイッターなどでも受注できるみたいですね。ツイッターで検索してみるとお仕事受注の参考になるかもしれません。

その他のアイデア

・ブログの代筆や手直し
・インスタグラムやツイッターなどの運用代行
・外貨を得る
など

その他のアイデアとして、アイデア②なんでも屋と同じような感じではありますが実際に私がやっているものをいくつかご紹介します。

ブログやSNSの運用代行

これは動画制作のお仕事をいただいているクライアントさんから追加でご依頼いただいたお仕事です。
もちろんブログやSNSのプロではありませんが、ブログやSNSがちょっと苦手・やり方がわからない…時間もない…高額な金額も出せない…というクライアントさんは世の中に結構いらっしゃいます。
私もSNSのプロではありませんが、見よう見まねで投稿を作ったり運用したりはできるので格安でお受けしています。もちろん全て在宅で、ブログの手直しはスマホからでもできるので通院付き添いの時や電車で移動している時などちょっと時間があったら作業しています。

ブログを書いたり、クライアントさんが書いたブログの内容を手直ししたり、サムネ画像を作成したり。インスタの投稿を作成したりと友達感覚ではありますがクライアントさんからは「助かるわ〜」というお声をいただいております。

予算がしっかり取れるクライアントさんであればSNS運用のプロに依頼すればいいのですから、予算が取れないのであればその金額なりに自分のできる範囲でお仕事すればいいのです。クライアントさんとの信頼関係が必要ではありますが…

サムネ画像の作成やインスタの投稿を作成する時にはAdobe Photoshopなどのソフトを使っていますが、これもCanvaなど無料で使える優秀なソフトがあるので元手なしでお仕事することもできますよ。

外貨を得る

これはちょっと番外編です。日本円は安全な通貨ではありますが、さらに外貨でも報酬が得られることは今後の世界情勢を考えた時に有利になるかもという考えでやっているお仕事です。

外貨を得てそのまま外貨で貯めておくことができる方法があるのでその実験でもあるし、英語の勉強も兼ねてチャレンジしています。

英語が得意な方はやってみると面白いかもしれません。
日本にいながらにして世界中のクライアントさんとお仕事できるのが魅力です。
基本全て在宅で完了します。パソコンがあれば世界中どこにいてもお仕事できます。
好きな時間に仕事できるので在宅介護されている方にもおすすめです。

登録しているサービスはこちら

①Appen

ウェブのリサーチ結果を報告したりする調査系のお仕事が多いみたいです。
マッチするお仕事やお仕事依頼がメールで届きます。

②UPwork

最近登録しました。
感覚でいうとランサーズとかに近い感じです。登録してお仕事探したりオファーが来たりしてお仕事します。まだ日本からの登録が少ないので日本人向けの仕事が取りやすいかも。
お仕事内容は日本語と英語間での翻訳とか、これを日本語で読んで音声を送ってくれとか、日本に行く友人たちのレストランの予約とアテンドしてくれとか色々あります。
もちろん全部英語なので日々試行錯誤しながらやっています。まだ5ドルしか貰えていない…

*ほかにも海外から日本人ワーカーを探しているサイトはたくさんあると思うので英語得意な人はぜひ探してみてください。むしろ教えて欲しい…

まとめ

かく言う私は母が認知症になる前から一般企業を退職し在宅で仕事ができるようにとフリーランスに転身しました。苦しいフリーランス時代を経て、今は運良くフルリモートの会社に勤められています。(父がメイン介護者をしてくれているので普通の勤務形態でも有給休暇などをうまく使えばなんとかなる状況ですが)

現在の勤め先はフルリモートかつフルフレックス制なので緊急時にも対応させてもらうことができます。社長やサポートしてくれる同僚たちに感謝です。さらに本業だけでなく副業として色々と細々した仕事もすることができています(本業は副業推奨な会社です。ありがたや)。

在宅介護が始まってから「父が倒れたら次は私が在宅介護する!」と思うようになりました。父も若くはありませんのでいつ具合が悪くなるかわかりません。

そんな時ふと思ったのが、「以前の会社に勤めていたら介護離職せざるをえない」ということです。フルタイム勤務だったし営業職だったので定時に上がることはほぼない状況でした。現在のように週に1日の通院付き添いですらできなかったかもしれません。

でも実際のところ周りの介護仲間の皆さんの状況をお聞きすると介護離職されている方はとても多いし、もう介護離職しないと…という切羽詰まった状態の方が多いことに気がつきました。

在宅介護をしている人たちに優しくない社会であることを実感しました。介護保険のサポートはありますが、あくまで介護されている側へのサポートで介護している側は自分の人生の時間を使い、働いて稼いだお金や貯めてきた貯蓄を切り崩し、自分の生活や老後のことを後回しにしながら在宅介護しています。介護者にはなんのサポートもありません。会社もお休みを取るたびにいい顔はしてくれなくなっていくし、有給休暇や介護休暇を使い果たしたあとは「休職=ほぼ退職」扱いにされます。一回離れたら復職もかなり難しくなる。
介護施設に預けたくても空きがないとか、認知症の具合によっては預け先がない場合もあります。在宅介護するしかない人もたくさんいます。
明日は我が身なのに…

会社や国が変わるのを待っていたら自分の人生をリスタートするのに間に合いません。
それなら少しでも在宅介護しながら収入を得られる方法を探した方がいくらかマシです。

そこで、私が探し出した在宅でできる仕事を共有すれば少しでも皆さんの助けになるのではないかと考えてこの記事を書きました。何か参考になれば嬉しいです。

もっと詳しく知りたい!という方はお声がけいただければお話しします。

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